ギタリスト。1965年12月20日東京生まれ。「ループライン・スギモト・シリーズ」、宇波拓、大蔵雅彦との「室内楽コンサート」を千駄ヶ谷ループラインで、「杉本拓作曲シリーズ」を明大前キッド・アイラック・アート・ホールで企画。レーベル slubmusic 主宰し、自身の作品のほか、宇波拓、木下和重、ラドゥ・マルファッティ、アントワン・ボイガーなどの作品をリリース。2007年より佳村萠（ヴォーカル）とのデュオ「さりとて」の活動も続けていて、これまでに2枚のCDを自主レーベル Saritote Disk から発売している。

ギター奏者

1965年12月20日東京生まれ。

高校生の時にギターを始める。

1985年

• 馬頭将器らとピエロ・マンゾーニを結成。インプロヴィゼイション・サイケデリック・ロック風の演奏でギター担当。

1987年

• ピエロ・マンゾーニのライヴ・シングルをリリース。

1988年

• ピエロ・マンゾーニ解散。その後はソロやセッションを中心に演奏を行う。
• ソロLP「見えない天使」をリリース。

1990年

• ヴォーカル＋即興のバンド「にせあぽりあ」に参加。他のメンバーは瀧澤大志(guitar, vocal)、五井宏(sax)、栗原道夫(guitar)、臼井弘行(drums)で約半年間活動する。

1991年

• アスリニ：臼井弘行(drums)、五井宏(sax)、杉本(guitar) に約1ヶ月参加。
• チェロの演奏を始める。以後、約2年間はギターを弾かず、チェロに専念する。
• 五井宏、栗原道夫と「辺境楽団」を組み、室内楽的即興演奏を行う。
• 辺境楽団の演奏をカセット・テープでリリース。

1992年

• 辺境楽団のライブ演奏をカセット・テープでリリース。
• 臼井弘行のアルバム「HOLY LETTER」に参加。

1993年

• サイケデリック・ロック・バンド「ゴースト」に約半年間、チェロで参加。

1994年

• 秋山徹次がヴィオラを始めて結成した秘響弦楽五重奏楽団（2チェロ、1ヴィオラ、2ヴァイオリン）に短期間参加。
• 秋山徹次とのエレキ・ギター・デュオ Akiyama-Sugimotoを開始。
• この頃から、今につながる小さな音量で隙間の多いギター演奏を模索し始める。
• ゴーストのライヴ・アルバム「TEMPLE STONE」にゲスト参加。
• セカンド・アルバム「Slub/ unaccompanied violincello solo」を発表。これをもって一旦、チェロの演奏に区切りをつける。

1995年

• 5月、ニューヨークでAkiyama-Sugimotoのライヴ、および地元ミュージシャンとのセッションを行う。
• 3" CD「alto」をリリース。

1996年

• 6月、Akiyama-Sugimoto 米国中西部（シカゴ、カラマズー、アン・アーバー、デトロイト）ツアー、および地元ミュージシャンとのセッションを行う。
• 「Myshkin Music for Electric Guitar」をリリース。

1997年

• 4月23日、シカゴのブレント・グッツァイト (tapes, CDs, etc.)、 マイケル・ハートマン (sampler, tapes, etc.) と東京で共演する（他に秋山徹次）。
• 10月、スイスおよびドイツ・ツアー。ソロおよびアフロント・ペルデュのBoo Wigetとのデュオで演奏する。
• 12月、大蔵雅彦(alto sax)と初共演し、以後、頻繁に共演するようになる。

1998年

• Hat Hutレーベルより「Opposite」をリリース。
• 4月、シカゴおよびニューヨーク・ツアー。地元ミュージシャンと共演。
• 7月19日、ギュンター・ミュラー(drums, electronics)・ライヴ・レコーディングに参加（他に大友良英、大蔵雅彦）。
• 秋山徹次、ユタカワサキと「マングース (Mongoose)」を結成する。
• 9月21-23日、東京でケヴィン・ドラム(prepared guitar)と共演（他に大友良英、大蔵雅彦、菊地雅晃、秋山徹次、コサカイフミオ）。
• 10月、秋山徹次、中村としまると東京のバー青山で毎月一回のインプロヴィゼイション・シリーズ「The Improvisation Meeting at Bar Aoyama」をスタートさせる。
• 11月8 & 16日、東京でニューヨークのドラマー、ショーン・ミーハンと共演（他に風巻隆、カワサキユタ、大蔵雅彦）。

1999年

• 1月13日、東京でニューヨークのキーボード・打楽器奏者エヴァン・ギャラガーと共演（他に大蔵雅彦、秋山徹次、東哲也、ジム・オルーク）。
• 1月27日、東京でのジム・オルークのコンサートにゲスト出演。
• 4月3日、横浜で巻上公一、アフロント・ペルデュ、八木美知依と共演。
• 6月11日、東京でチャド・テイラー、ロブ・マズレク、ジョシュ・エイブラムス、ジム・オルークを含む日米（シカゴ）ミュージシャンたちとのセッションに参加。
• 9月、秋山徹次、カワサキユタとのトリオ「マングース」のCD「アット・ペンギン・ハウス」を自己のレーベル「Slub Music」よりリリース。
• 10月〜11月上旬、ヨーロッパ（ベルギー、フランス、イギリス、オーストリア）・ツアー。
• 11月、バー青山でのインプロヴィゼイション・シリーズが「The Experimental Meeting at Bar Aoyama」と名前を変えて新スタート。
• 11月5〜7日、オーストリア、ヴェルスでのフェスティヴァル「Music Unlimited '99」に出演。

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